どうながの映画読書ブログ

~自由気ままに好きなものを語る~

2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「アメリカの夜」…トリュフォー全く知らなくてもすごく楽しめた

観る映画が偏ってる&敷居が高いイメージがあって全くみたことがなかったトリュフォー。「アメリカの夜」はフランス映画苦手でもとっつきやすい作品だと聞いたことはあったのですが、先日鑑賞したルチオ・フルチ監督のドキュメンタリーにてフルチが言及して…

「フルチトークス」/「フルチ・フォー・フェイク」…ドキュメンタリーでみるフルチの表裏

フルチ監督作ではありませんが、没後25年に際しこちらもニューリリースされたタイトル。 両作品ともドキュメンタリーで「フルチトークス」の方は監督本人が自らを語る内容、「フルチ・フォー・フェイク」の方は親交のあった人たちによる証言を集めたものにな…

「マッキラー」…フルチとは思えない!?深く隙のない骨太傑作サスペンス

2021年はフルチ没後25年ということでBlu-rayが出たり限定上映があったり配信がスタートしたりとこれまで観れなかった作品をみれるチャンスに満ちた1年でした。 今回ニューリリースの対象になっていないタイトルですが、「サンゲリア」以前にフルチの名を世に…

「新デモンズ」…特殊効果とロケ地は優秀、フルチ晩年期オカルトホラー

正式な続編は「デモンズ2」まで、アルジェントが制作チームに入っているのは「デモンズ4」まで…その後もランベルト・バーヴァやミケーレ・ソアヴィが関わりつつ6まであるデモンズと名の付いたシリーズ。 ルチオ・フルチの新デモンズ [Blu-ray] ブレット・ハ…

「女の秘めごと」…フルチのめまい、落ち着いたお洒落雰囲気ジャーロ

ホラーのイメージが強いルチオ・フルチ監督ですが、元々コメディ出身→マカロニ・ウエスタンを経てサスペンスをヒットさせたという経歴。 キャリアの転機となった初挑戦のジャーロもの(イタリア製サスペンススリラー)が69年公開のこちらの作品。 女の秘めご…