どうながの映画読書ブログ

~自由気ままに好きなものを語る~

映画

「サイレント・ランニング」…ロボットに涙する70年代ニューシネマSF

「2001年宇宙の旅」などの特撮を手掛けていたダグラス・トランブルが先日亡くなられたとのこと。 タイトルはよく聞くものの未見だった監督作「サイレント・ランニング」を観てみました。 サイレント ランニング [DVD] ブルース・ダーン Amazon 地球が汚染さ…

実写映画「嘘喰い」観てきました

大好きな漫画なのでどんな出来栄えでも受け止めると覚悟の上観てきました。 原作勢にとっては驚きの連続、知らんキャラがバンバン出てくる、激すぎる場面転換、予想の遥か上いくキャラ崩壊…と119分レールの見えないジェットコースターに乗せられたようで全く…

邦題が秀逸だと思う映画作品をあげてみる

最近の映画は原題を英語のカタカナ表記にしてそのまま…というパターンが圧倒的に多い気がしますが、一昔前の作品は結構自由でオリジナルな日本語タイトルが付けられていて面白かったりします。 映画ネタあるあるだと思いますが、「この邦題は上手い!」「言…

「悪魔のサバイバル」…サバゲー集団vs連続殺人鬼、ファイッ!!

山奥に遊びに出かけた若者たちを血に飢えた殺人鬼が襲う… ホラーのテンプレみたいな設定しつつ他作と異なる趣向が盛り込まれた80年代異色スラッシャー映画。 パッケージ詐欺というか、意外に殺人も流血も少ないアクションコメディテイストな楽しい1本です。 …

「暗闇にベルが鳴る」…「ハロウィン」「スクリーム」の原点、クリスマス真っ暗ホラー

子供の頃家に誰もいないときに掛かってくる電話ってドキッとして怖かったりして、電話には独特の不安感!?がありますね。 暗闇にベルが鳴る HDリマスター版 [Blu-ray] オリヴィア・ハッセー Amazon 1974年にカナダで制作された低予算スラッシャー映画ですが…

「ミザリー」映画/原作…白熱の頭脳戦で男女愛憎劇

キングの最高傑作といえばきっとこれ、映画の方もキング映像化作品の中でトップクラスの出来栄えじゃないでしょうか。 ミザリー [Blu-ray] キャシー・ベイツ Amazon 自分が初めて「ミザリー」をみた頃、ちょうどテレビで陣内孝則が雛形あきこに付き纏われる…

「テナント/恐怖を借りた男」…ご近所トラブル系陰鬱サイコ・サスペンス

新居に引っ越しては粗品を持ってお隣さんにご挨拶にまわる…そんな時代じゃなくなって来たような気がする今日この頃… ホラーなのか妄想系なのかハッキリしてませんが、ご近所トラブルを題材にしてるのが面白い76年公開のロマン・ポランスキー監督によるサスペ…

「アデルの恋の物語」…壮絶、メンヘラストーカー女のイザベル・アジャーニ

♫愛されるよりもー愛したいマジでー アデルの恋の物語 [DVD] イザベル・アジャーニ Amazon 先日鑑賞した「アメリカの夜」が凄くよかったので年代の近しい後期のトリュフォー作品を探して観てみました。 イザベル・アジャーニが一方的に恋をするストーカー女…

「アメリカの夜」…トリュフォー全く知らなくてもすごく楽しめた

観る映画が偏ってる&敷居が高いイメージがあって全くみたことがなかったトリュフォー。「アメリカの夜」はフランス映画苦手でもとっつきやすい作品だと聞いたことはあったのですが、先日鑑賞したルチオ・フルチ監督のドキュメンタリーにてフルチが言及して…

「フルチトークス」/「フルチ・フォー・フェイク」…ドキュメンタリーでみるフルチの表裏

フルチ監督作ではありませんが、没後25年に際しこちらもニューリリースされたタイトル。 両作品ともドキュメンタリーで「フルチトークス」の方は監督本人が自らを語る内容、「フルチ・フォー・フェイク」の方は親交のあった人たちによる証言を集めたものにな…

「マッキラー」…フルチとは思えない!?深く隙のない骨太傑作サスペンス

2021年はフルチ没後25年ということでBlu-rayが出たり限定上映があったり配信がスタートしたりとこれまで観れなかった作品をみれるチャンスに満ちた1年でした。 今回ニューリリースの対象になっていないタイトルですが、「サンゲリア」以前にフルチの名を世に…

「新デモンズ」…特殊効果とロケ地は優秀、フルチ晩年期オカルトホラー

正式な続編は「デモンズ2」まで、アルジェントが制作チームに入っているのは「デモンズ4」まで…その後もランベルト・バーヴァやミケーレ・ソアヴィが関わりつつ6まであるデモンズと名の付いたシリーズ。 ルチオ・フルチの新デモンズ [Blu-ray] ブレット・ハ…

「女の秘めごと」…フルチのめまい、落ち着いたお洒落雰囲気ジャーロ

ホラーのイメージが強いルチオ・フルチ監督ですが、元々コメディ出身→マカロニ・ウエスタンを経てサスペンスをヒットさせたという経歴。 キャリアの転機となった初挑戦のジャーロもの(イタリア製サスペンススリラー)が69年公開のこちらの作品。 女の秘めご…

「マッドライダー」…イタリア製マッドマックス、チープの極みでも煌めく個性

フルチ作品をかつてないほど鑑賞している今年の秋、こうなると制作スタッフの名前も気になってきて、フルチがよく組んだ脚本家の1人としてダルダーノ・サケッティという人物がいるようです。 「サンゲリア」「ビヨンド」など黄金期の作品には皆この人の名前…

「怒りのロードショー」…好きなモノがある幸せ、映画愛炸裂のハイテンションコミック

たまに訪れる大きめの本屋さんにて「映画を語る漫画」みたいな特集がされていて、そこで初めて存在を知ったのですが、ネットではかなり前から話題になっていたようです。 怒りのロードショー 作者:マクレーン KADOKAWA Amazon 映画好き男子高校生4人が各々好…

「ホラーハウス」…モンスターチャイルドもの!?ぼんやり空回りなフルチ

うーん、これはかなりイマイチ。 ルチオ・フルチのホラー・ハウス [Blu-ray] ジャン・クリフトフ・ブリティゲニーレ Amazon 89年にテレビ映画として制作されたルチオ・フルチ監督によるオカルトホラー。 昔ビデオで観たはずなのですがあまり印象に残っておら…

「怒霊界エニグマ」…フルチ版キャリー!?サイキック少女のトンデモ復讐劇

カタツムリが鼻から耳から口から入ってくる!この生き地獄をあなたは正視できるか!? 怒霊界エニグマ [Blu-ray] ジャレッド・マーティン Amazon 88年公開、ルチオ・フルチ監督のオカルトホラー。 昔ビデオで観た際にはまあまあなB級って印象でしたが、今み…

「サンゲリア2」…フルチ不在、欲張りハッピーセットなゾンビ

「サスペリアPART2」だの「続・荒野の用心棒」だのいい加減な邦題が多いこの界隈、「サンゲリア2」などと言われても「お前は本当にサンゲリア2なのか?」…と訊きたくなるものですが… サンゲリア2 [Blu-ray] デラン・サラフィアン Amazon 内容的には全く繋が…

「月の輝く夜に」…あっけらかんイタリアンファミリーがみせる謎の生命力

1987年公開、ノーマン・ジュイスン監督によるラブコメディ。 シェール×ニコラス・ケイジの濃すぎるカップルもさることながらほんのちょっとしか出ない脇役もやたら個性の強い人ばかり…フリーダムなイタリア一行に爆笑しながら観てしまいます。 月の輝く夜に …

デンゼル・ワシントン「フライト」…依存症ダメ男の懺悔がジワジワくる

成功率0%の奇跡の不時着を成し遂げたパイロットはドラッグ服用者でアル中だった… フライト [Blu-ray] デンゼル・ワシントン Amazon 麻薬の効果の良し悪しを問うような作品になっているのかと思いきやそうでもなく…過酷な航空会社の勤務形態が明かされ経営者v…

「マンハッタン・ベイビー」…フルチのビヨンド風エクソシスト

82年制作、ルチオ・フルチ監督によるオカルトホラー。 マンハッタン・ベイビー [Blu-ray] クリストファー・コネリー Amazon 「ローズマリーの赤ちゃん」を想起させるタイトルですがどっちかと言うと「エクソシスト」をトレースした内容に思われました。 位置…

「イノセント・ドール/虜」…フルチの官能映画、倒錯プレイで生を実感せよ…!

86年制作、ルチオ・フルチが病気を患ったあと復帰作として撮ったという1作。 イノセント・ドール 虜 [Blu-ray] ブランカ・マルシラッチ Amazon なんとそのジャンルは官能映画…!! 事故で恋人を失った女性が逆恨みでその執刀医を拉致監禁する…何だか心がざわ…

「マーダロック」…ルチオ・フルチのフラッシュダンス殺人事件

この武富士みたいな場面写が気になってしまって… 先月からU-NEXTに大量投下されたルチオ・フルチ作品。 今回鑑賞した「マーダロック」は84年制作のジャーロものです。 何でも「フラッシュダンス」の大ヒットに便乗して作られたそうで、ダンス教室で起こる殺…

「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」、金曜ロードショーで鑑賞

リアタイでみれなかったので録画かけておいたのを一週遅れて観ました。結構色々際どい作品!?なのでこのご時世にノーカットで放送してくれるのは嬉しい驚き。 インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説 (字幕版) ハリソン フォード Amazon 子供の頃インディ3作の中…

「ザ・サイキック」…フルチのジャーロもの、破綻少なくセンス抜群

タランティーノの映画「キル・ビル」にてユマ・サーマンが4年の昏睡状態から目覚め暴行犯の男をメッタメタにするという場面がありました。 ここで、 ♫ランラ、ランラ、ラララン〜と壮大なオルゴール曲みたいなのが流れてきたかと思うのですが、こちらがルチ…

「墓地裏の家」…しっとり家族ホラーなフルチ

「サンゲリア」(79)、「地獄の門」(80)、「ビヨンド」(81)に続いて制作されたフルチ黄金期最後の1本。ずっとみれていなかったので今回初見です。 墓地裏の家 [Blu-ray] カトリーナ・マッコール Amazon 正直思ったより大人しめでビヨンドみたいなこれか…

ルチオ・フルチの「クロック」…時間逆行ゾンビ!?スタンド攻撃を受けているぞッ!

なんと…今月U-NEXTにフルチ作品が大量投下!! 先月にはホラー秘宝まつりというのが開催されていてフルチ作品をはじめとしたカルトホラーが多数上映されていたようなのですが残念ながら全く観に行けず…配信やBlu-rayで鑑賞できる機会も大変有難いです。 どれ…

「キャンディマン」(1992)…蜂まみれの変態プレイの世界

原作は「ヘルレイザー」のクライヴ・バーカー、監督は「ペーパーハウス霊少女」のバーナード・ローズとイギリス人コンビが送る雰囲気たっぷりの名作ホラー。 キャンディマン [DVD] バージニア・マドセン Amazon ジョーダン・ピール製作のリメイク版が近々公…

「ゴー・ナウ」…丁寧で優しいイギリス産闘病映画

毎年やっている24時間テレビが嫌いでほとんど視聴したことがなかったのですが、ある年夜9時ごろからやっている2時間ドラマのパートを偶然観る機会がありました。 嵐の松本潤が主演で神経性の難病にかかった主人公の闘病生活を描く…というものだったのですが…

「未来警察」…ロボがカッコよければそれで良かろう

84年公開、濃ゆいお顔がまぶしいトム・セレック主演のSFムービー。 未来警察 [DVD] トム・セレック Amazon ロボットが人間と共存する未来。警察官ラムジーはロボットのトラブルを解決する特別班に所属していた。ある日家事用のロボットが殺人を犯す事件が起…