※個人的なお出掛けの記録です
年末年始、旅行にも初詣にも行かなかったけど、ものすごーく久しぶりに秋葉原に行ってきました。
どうながは関西出身なのですが、東京で暮らすようになって、1番好きになった街が秋葉原。
中古DVDや絶滅寸前のVHSのワゴンセールを覗いたりするのが楽しく、〝皆が好きなものを求めて歩く〟というこの街の雰囲気が大好きでした。
時代的にいうとよく言う〝バスケットコートの秋葉原〟は知らず・・・自分が1番よく訪れていた学生時代は、ちょうど電車男が話題になり、ハレ晴レユカイが街中あちこちに流れ、メイド喫茶だのがたくさん出来始めた頃。
古参のアキバを知る方からすれば「もうアキバじゃねえ」な秋葉原かもしれませんが(笑)、自分はこの頃のカオスで勢いのあったアキバが大好きでした。
仕事が忙しくなったり、引っ越ししたり、生活が変わるとすっかりご無沙汰になってしまいましたが、自分の中の思い出の秋葉原はまだあるかなあ…と久々に訪れた街を、今回、画像と共に振り返って呟きたいと思います。
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上京してきた自分にとってこの秋葉原駅はとんでもなく大きな駅でした。
まず電気街改札南側へGO。
昔はアキハバラデパートがあり、立ち食いソバ屋さんがあったと思うのですが、現在はアトレとかいうシャレオツな施設に。
アトレ向かいは「シュタインズゲート」でもおなじみのラジオ会館。
3・11の地震のあとは建物にヒビが入っていたのを憶えています。
昔は輸入盤DVDのお店(東京02みたいな名前だっけ??)があって、公開前の洋画のポスターをドーンと飾ってあるのがカッコよくて、よくウィンドーショッピングしていました。
以前はもう少し薄暗い雰囲気だった気がしますが、なんか明るい感じになってますねー。
そして行きつけだったK-BOOKSが同人販売のみになってたのがちょっとショック…! 一般の漫画本も沢山置いてくれてて最近の流行りとかが分かるのが嬉しかったんですが、残念。
お次は中央通りにでて、万世橋方面に目を向けると…
2012年にエディオンに統合されてその屋号が消滅した、かつての老舗家電量販店。
万世橋近くにあった石丸電気ソフト2は、セルDVDの品揃えがよく、初めて訪れた際にはまるで図書館のようにズラーっとパッケージが並んでいるのに感動したものでした。
買った商品と全く関係ない特典グッズがレジ上に貼り付けて並んでてどれかを選んで貰える…という謎システムがあったと思うんですが、これも楽しかったです。店員さんも親切だったー。
石丸さんもうないのは知ってたけど、やっぱり寂しいですねー。
今度はこの万世橋側から、中央通りと神田明神通りを挟んだ小さな道に入ります。
ケンタッキー向かいにある高架下のトレーダーはお気に入りでした。
さらに道を進むと、レトロゲーム販売で有名なスーパーポテトを発見。
地元から遊びに来たゲーム好きの友人をここに案内したときには大層感動してたけど、今訪れても外国人観光客も多く、賑わっていました。
NEO-GEOとかスーパーCD‐ROMとか、自分にはサッパリわからんけど、きっと好きな人にはたまらないのよね。
しかし、ここら辺り、メイド喫茶の客引きがすごかったです。前からあったと思うんだけど、如何わしい感じが倍増してないかね!?
そして、神田明神通りまで出てくると、かつてのコンピューター館があったところは、よく分からん建物になってました。
コンピューター館向かいの老舗・チチブ電気ももうなくなってしまったけれど、おでん缶は自販機でまだ販売してた…!
ここから駅側に向かって位置する、中央通り&神田明神通りの大きな交差点の信号向かいは、ソフマップだった記憶があるのですが、ビックカメラに…!
ソフマップさんで1度パソコンを買い取ってもらったことがあったけど、番号札もらって順番待ちのああいう買取システムが、すごい客の数なのにめちゃくちゃスムーズで、なんか感動した記憶があります。ここはビッカメになってたけど、他店舗さんはまだのこってました。
また神田明神通り側に戻り、小道に入ると、今度はまんだらけを発見。
まんだらけは自分の中で〝後から出来た建物〟の印象で、しかも中野のイメージの方が強いのですが、この店舗も色々置いてありました。
3階の漫画本コーナーをみるのが楽しいけど、まとめ買いすると重いから躊躇しちゃう。
そしてまた中央通りの方に戻ると、今度はアニメイトやとらのあな、ドン・キホーテが目に入ってきます。
この日は立ち入り不可だったけど、ドンキのAKB48劇場は8階にまだあるみたい。こんなとこから大出世したのね、と不思議な感じがしちゃいますね。
ここから今度は、UDXビルのある方面、電気街改札北側へグーッと移動。
ご立派なUDXの建物は、未だに何があるのがよく知らないんですが、このデッキのゾーンが結構好きでした。
夜はちょっとだけライトアップしててちょっぴりロマンチックな雰囲気。アキバらしくはないけど、オススメのスポットです。
最後は、東側の駅高架下をくぐってヨドバシカメラへ。
パソコンを少しみつつ、8階の本屋・有隣堂を訪れると、店舗面積が大幅に縮小しててまたまたショック…! 自分は、書泉タワーよりこことK-BOOKSが行きつけだったんだよね。
アキバにある普通の本屋さんが、最近の流行り漫画や小説を店員さんの計らいで陳列してくれてるのが、色々参考にもなって好きだったんですが、残念…!
しかし相変わらず観光客も多いように感じられたヨドバシでした。
かなり久々に訪れた秋葉原、シーズンがシーズンだったからか中々賑わっていて活気があり、嬉しかったです。
秋葉原には2008年に大きな傷ましい事件があり、あれ以降、街の雰囲気が変わってしまった、活気が一気になくなってしまった、そんな印象がありました。
自分がよく訪れていた頃には毎週日曜は歩行者天国で、ときにはコスプレをした、でも決して露出やお金が目的じゃない、ちょっと変わった人たちが沢山いて、そういう人たちが許されるという不思議な空間で、でもそれが何だか少し和むという可笑しな街でした。
比較すると変わってしまった、なくなってしまったところも沢山あったけれど、ホコ天も復活したりしているみたいで、好きなものを求めて楽しめる街の雰囲気はまだ消えてないように感じました。
ちなみに今回の戦利品は…
おもいではおっくせんまんな、今もパワーをもらえる街でした☆彡