どうながの映画読書ブログ

~自由気ままに好きなものを語る~

2019-01-01から1年間の記事一覧

原作「コレクター」は、インテリ女学生vs成金ボッチ男の精神バトルを描いた超傑作

「コレクター」というタイトルの映画作品は、大変ややこしいことに複数あるようなのだが、ウィリアム・ワイラーが監督した1965年の「コレクター」は紛れもない傑作だと自分は思っている。 コレクター [DVD] 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D) 発売日: 2016/0…

「悪魔の追跡」と「2000人の狂人」見知らぬ土地の、得体の知れない人たちが怖い映画

自分は、ホラー映画が結構好きなのだが、ホラーというジャンルは細分化すると、「ゾンビもの」「殺人鬼系」「悪魔とりつき系」…などさらに区切れると思う。 その中でも、「見知らぬ土地で得体が知れない人たちに襲われる」系のホラー作品というのが一定数あ…

多重人格モノの魅力…「五番目のサリー」の疑問

中学生の頃だったか、「真実の行方」という映画作品の原作を読んだことがきっかけで、”多重人格”を題材にした小説や映画を好んで探していたときがあった。 「真実の行方」という作品では、街の大司教が殺害されその容疑者としてある青年が逮捕されるのだが、…

漫画「たたりちゃん」をうろ覚えながら語ってみる

小学生の頃…私の幼馴染・Aちゃんの家にはたくさん漫画があって、遊びに行った時にいつも読ませてもらっていたのだが、その中でも強く印象にのこっているのが、犬木加奈子さんという漫画家の作品だ。 自分だったら初見ではまず欲しいと思わない、怖そうな絵と…

この映画のこの悪役がスゴい…!を自由きままに語る

悪役は作品の中で1番印象が強かったりするけれど、“悪いけど魅力的な悪役”“ひたすら怖い悪役”“悪の自覚がないけど、とんでもない奴”…などなど、色々あるかと思う。 今回は、個人的に「この映画のこの悪役がスゴかった…!」と思ったものをあげつつ、好きな映…

「L.A.コンフィデンシャル」原作のエドの魅力について語ってみたい

映画ファンの間でも評価が高い「LAコンフィデンシャル」は、自分も大好きな作品で、原作小説も夢中になって読んだ。 犯罪の絶えない1950年代のロサンゼルスを舞台に、刑事3人が、とある殺人事件をそれぞれ調査するうちに、警察組織の腐敗に直面する……という…

はじめまして

こんにちは! この度は当ブログにお越しくださり、誠にありがとうございます。 簡単ではございますが、本ブログについて、少し説明させていただければと思います。 ●ブログの内容について 本ブログは、筆者が自由きままに、好きな映画・小説などについて語る…